エゾリスの旅曜日
http://moshiri.n-da.jp
毎日が旅人目線で過ごせたら、どんなにか楽しいだろう。見慣れた風景も知りつくした街も、食べ慣れた味や店も、きっとみんな新鮮に思えるはず。旅のひとコマや平凡な日常を、時には庄内弁も織りまぜて…と。
ja
エゾリス
2009-10-19T12:00:00+09:00
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色が変わる温泉
http://moshiri.n-da.jp/e113017.html
土曜日、紅葉狩りと温泉について配偶者の強いリクエストで、5日前の連休月曜日に行ってきたばかりの泥湯温泉にまた行くことに。それも青沢峠から真室川、横堀から秋の宮温泉、そこから山越えの川原毛地獄を経て泥湯へと、先日と全く同じコース。しかし、たった数日でこんなに山の紅葉が進むとは想像をはるかに超えていた。5日前が20%程度の紅葉色(もみいろ)とすれば、今回は一気に80%くらいまでは進んだよう。
そして、何より一番驚いたのは、泥湯温泉小椋旅館の「山の湯」の温泉の色。5日前もそうだったし、今まで入った全てが赤茶色というか黄土色というか、そんな色の湯船の色だったのに、今回は半透明の乳白色に大きく変化していた。湯の花まで浮遊しているのがはっきりわかる。今までの黄土色の温泉色とイメージが強いため、全く別の温泉のようで少しとまどった。風呂で一緒になった25年以上もこの山の湯に通っているという本荘のおじいさんの話によると、時々色が大きくかわるんだそうだ。昔から腰痛がひどかったが、この温泉をみつけたおかげで、一回入るとかなり楽になるのだという。昨日もゴルフで腰に負担かけたので、朝からひとりで本荘から走ってきて、1日千円で部屋借りて、夕方まで何度も入るのだと言う。浴衣は持参で、80歳というが、見た目も元気いっぱいで大きな声で快活に話すおじいさんだった。年よりずっと若々しくみえる。泥湯温泉「山の湯」のことを、神様の授かり湯だとも言っていた。温泉好きの腰痛持ちは一緒ですね、と鄙びた温泉の湯船の中でひとしきり温泉話に花が咲いた。
上が土曜日のお湯の色。下が月曜日のいつものお湯の色。いつもはこういう黄土色だったのに…。
土曜日、紅葉狩りと温泉について配偶者の強いリクエストで、5日前の連休月曜日に行ってきたばかりの泥湯温泉にまた行くことに。それも青沢峠から真室川、横堀から秋の宮温泉、そこから山越えの川原毛地獄を経て泥湯へと、先日と全く同じコース。しかし、たった数日でこんなに山の紅葉が進むとは想像をはるかに超えていた。5日前が20%程度の紅葉色(もみいろ)とすれば、今回は一気に80%くらいまでは進んだよう。
そして、何より一番驚いたのは、泥湯温泉小椋旅館の「山の湯」の温泉の色。5日前もそうだったし、今まで入った全てが赤茶色というか黄土色というか、そんな色の湯船の色だったのに、今回は半透明の乳白色に大きく変化していた。湯の花まで浮遊しているのがはっきりわかる。今までの黄土色の温泉色とイメージが強いため、全く別の温泉のようで少しとまどった。風呂で一緒になった25年以上もこの山の湯に通っているという本荘のおじいさんの話によると、時々色が大きくかわるんだそうだ。昔から腰痛がひどかったが、この温泉をみつけたおかげで、一回入るとかなり楽になるのだという。昨日もゴルフで腰に負担かけたので、朝からひとりで本荘から走ってきて、1日千円で部屋借りて、夕方まで何度も入るのだと言う。浴衣は持参で、80歳というが、見た目も元気いっぱいで大きな声で快活に話すおじいさんだった。年よりずっと若々しくみえる。泥湯温泉「山の湯」のことを、神様の授かり湯だとも言っていた。温泉好きの腰痛持ちは一緒ですね、と鄙びた温泉の湯船の中でひとしきり温泉話に花が咲いた。
上が土曜日のお湯の色。下が月曜日のいつものお湯の色。いつもはこういう黄土色だったのに…。]]>
温泉な話
エゾリス
2009-10-19T12:00:00+09:00
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秘湯中の秘湯
http://moshiri.n-da.jp/e112818.html
秋の宮温泉郷から山越え裏ルートで川原毛地獄を経て、下るとほどなく泥湯温泉へ入る。須川(湯沢)方面からの表ルートなら、三途川渓谷を覗き込んでからの泥湯温泉入りとなる。泥湯温泉を訪れる人をまず驚かせるのは、工事中のような狭隘な入口付近の様。道を隠すようにして白煙がもうもうと立ち上がり、「危険」の立看板に誰もが思わずギョッ!とすることだろう。
泥湯温泉で現在営業しているのは小椋旅館・豊明館、そして奥山旅館の3軒のみ(だと思う)。いずれも湯治宿の風情そのままの古く小さな宿ばかりだ。それでも昔よりはリフォームして小奇麗になっている。以前は駐車場もなく極狭の温泉街でウロウロしたものだが、多分山を削ったと思うが、ようやく一般客用の広い駐車場ができて、マイカーで訪れる人々もゆっくり日帰り温泉浴や稲庭うどんなどのここらならでは食事などを楽しめるようになった。
初めて訪れたのは今から30年位前だろうか。泥湯と川原毛地獄、そして小安の大噴湯、このエリアの奇異な3つの温泉と風景が好きで、四季の別なく何度も訪れた。昔は集落を走る狭い砂利道などを走り続けて、庄内から割と近いこのエリアで、訪れる人もまばらなこの秘湯で存分の秘湯の雰囲気に浸ったものだった。今は年に数回程度、夫婦で春秋のここの温泉浴や森林浴・紅葉狩りを楽しんでいいる。
泥湯温泉というと昔を思い出す。若い時分からあちこち秘湯へのひとり旅が好きだった。真冬2月連休を利用しての厳冬酷寒の泥湯温泉への2泊3日のひとり旅。宿はいつも奥山旅館。2年か3年続けた。
R13須川(湯沢)からつぶ沼を経て泥湯に入るのだが、当時は除雪の雪が数mもの高さで両側へ巨大な壁を作り、その雪の壁の中をひたすら走ること数時間、ようやくたどり着くという感じだった。すれ違う車も後続する車も全くなく、いったん吹雪けば前方視界がなくなる有様で、事故を起こせばこの山の雪道でそのまま遭難するかも、という恐怖感が旅の途中にいつもあった。だからこそ、泥湯までたどり着いた時の安堵感と達成感はまた格別だった。
冬、泥湯から先はもちろん雪で閉鎖。まさに山懐の突き当り、極小の秘湯 日がな何をするでもなくぼんやりと過ごし、温泉に入りテレビをみて炬燵で昼寝をし、飯を食べてまた温泉に入って、本を読んで眠くなったら寝る。ただそれだけのことだったが、旅人気分ですごく楽しかった。外は一面の雪世界。音がない静寂の時間。温泉の流れる音。枝から雪が落ちる音。今、この山塊の秘湯にいることに満足だったし、充実した旅人気分だった。
奥山旅館はその当時からの「日本秘湯の会」の宿であり、私自身も「日本秘湯を守る会」の会員カードを持参して、あちこちの秘湯の会の宿に泊まる機会があれば、そこで宿泊のスタンプを押してもらっていた。その貯めたスタンプカードは、今どこかにしまわれたままでまだ探しだせないでいる。
今も昔も、泥湯温泉は秘湯気分満点の大好きな温泉のひとつである。
平成17年12年29日、痛ましい事故が起きた。年末年始休みで泥湯を訪れていた都会からの宿泊客の家族、母親と幼い長男・次男の3人が道路そばの雪の下に溜まっていた硫化水素の有毒ガスを浴びて死亡した。そして助けようとした父親もガスに倒れ重体になり、まもなく死亡した。楽しいはずの山の温泉で一家計4人の命が奪われた。奥山旅館のことだった。事故後、初夏だったか泥湯を訪れて、向いの食堂で稲庭うどんをすすりながら宿を廃業したとか聞いたが、その後再開させたらしい。頑張ってほしい。立看板の表示うんぬんもあるだろうが、人災でなく天災だと思いたい。道傍の積もった雪の下に有毒ガスが充満していたなんて、地元民でもわからないのではないだろうか。遺族に対しての謝罪もちろんだが、なんとかがんばって再起してほしい。泥湯温泉は元々そういうガス地帯の中にあって、それ故のいい温泉が湧出し、長い歴史の中で人々に愛されてきた稀有な温泉なのだから。
昨年から道端の事故現場に慰霊碑が立っていた。二度とこういう痛ましい事故が起きないことを祈念して…。
写真の風呂は小椋旅館の向いにある温泉。300円。奥山旅館の人気の露天風呂は500円。露天風呂は結構混んでいるので、最近はもっぱらこちらの赤黄色の小椋旅館の方の温泉に入っている。小椋旅館のこの「山の湯」は肌がスベスベいつまでもポカポカ温まる、硫黄臭の強いいい温泉だ。ここの温泉に入ると、車内中しばらくは硫黄の強い臭いがとれない。
秋の宮温泉郷から山越え裏ルートで川原毛地獄を経て、下るとほどなく泥湯温泉へ入る。須川(湯沢)方面からの表ルートなら、三途川渓谷を覗き込んでからの泥湯温泉入りとなる。泥湯温泉を訪れる人をまず驚かせるのは、工事中のような狭隘な入口付近の様。道を隠すようにして白煙がもうもうと立ち上がり、「危険」の立看板に誰もが思わずギョッ!とすることだろう。
泥湯温泉で現在営業しているのは小椋旅館・豊明館、そして奥山旅館の3軒のみ(だと思う)。いずれも湯治宿の風情そのままの古く小さな宿ばかりだ。それでも昔よりはリフォームして小奇麗になっている。以前は駐車場もなく極狭の温泉街でウロウロしたものだが、多分山を削ったと思うが、ようやく一般客用の広い駐車場ができて、マイカーで訪れる人々もゆっくり日帰り温泉浴や稲庭うどんなどのここらならでは食事などを楽しめるようになった。
初めて訪れたのは今から30年位前だろうか。泥湯と川原毛地獄、そして小安の大噴湯、このエリアの奇異な3つの温泉と風景が好きで、四季の別なく何度も訪れた。昔は集落を走る狭い砂利道などを走り続けて、庄内から割と近いこのエリアで、訪れる人もまばらなこの秘湯で存分の秘湯の雰囲気に浸ったものだった。今は年に数回程度、夫婦で春秋のここの温泉浴や森林浴・紅葉狩りを楽しんでいいる。
泥湯温泉というと昔を思い出す。若い時分からあちこち秘湯へのひとり旅が好きだった。真冬2月連休を利用しての厳冬酷寒の泥湯温泉への2泊3日のひとり旅。宿はいつも奥山旅館。2年か3年続けた。
R13須川(湯沢)からつぶ沼を経て泥湯に入るのだが、当時は除雪の雪が数mもの高さで両側へ巨大な壁を作り、その雪の壁の中をひたすら走ること数時間、ようやくたどり着くという感じだった。すれ違う車も後続する車も全くなく、いったん吹雪けば前方視界がなくなる有様で、事故を起こせばこの山の雪道でそのまま遭難するかも、という恐怖感が旅の途中にいつもあった。だからこそ、泥湯までたどり着いた時の安堵感と達成感はまた格別だった。
冬、泥湯から先はもちろん雪で閉鎖。まさに山懐の突き当り、極小の秘湯 日がな何をするでもなくぼんやりと過ごし、温泉に入りテレビをみて炬燵で昼寝をし、飯を食べてまた温泉に入って、本を読んで眠くなったら寝る。ただそれだけのことだったが、旅人気分ですごく楽しかった。外は一面の雪世界。音がない静寂の時間。温泉の流れる音。枝から雪が落ちる音。今、この山塊の秘湯にいることに満足だったし、充実した旅人気分だった。
奥山旅館はその当時からの「日本秘湯の会」の宿であり、私自身も「日本秘湯を守る会」の会員カードを持参して、あちこちの秘湯の会の宿に泊まる機会があれば、そこで宿泊のスタンプを押してもらっていた。その貯めたスタンプカードは、今どこかにしまわれたままでまだ探しだせないでいる。
今も昔も、泥湯温泉は秘湯気分満点の大好きな温泉のひとつである。
平成17年12年29日、痛ましい事故が起きた。年末年始休みで泥湯を訪れていた都会からの宿泊客の家族、母親と幼い長男・次男の3人が道路そばの雪の下に溜まっていた硫化水素の有毒ガスを浴びて死亡した。そして助けようとした父親もガスに倒れ重体になり、まもなく死亡した。楽しいはずの山の温泉で一家計4人の命が奪われた。奥山旅館のことだった。事故後、初夏だったか泥湯を訪れて、向いの食堂で稲庭うどんをすすりながら宿を廃業したとか聞いたが、その後再開させたらしい。頑張ってほしい。立看板の表示うんぬんもあるだろうが、人災でなく天災だと思いたい。道傍の積もった雪の下に有毒ガスが充満していたなんて、地元民でもわからないのではないだろうか。遺族に対しての謝罪もちろんだが、なんとかがんばって再起してほしい。泥湯温泉は元々そういうガス地帯の中にあって、それ故のいい温泉が湧出し、長い歴史の中で人々に愛されてきた稀有な温泉なのだから。
昨年から道端の事故現場に慰霊碑が立っていた。二度とこういう痛ましい事故が起きないことを祈念して…。
写真の風呂は小椋旅館の向いにある温泉。300円。奥山旅館の人気の露天風呂は500円。露天風呂は結構混んでいるので、最近はもっぱらこちらの赤黄色の小椋旅館の方の温泉に入っている。小椋旅館のこの「山の湯」は肌がスベスベいつまでもポカポカ温まる、硫黄臭の強いいい温泉だ。ここの温泉に入ると、車内中しばらくは硫黄の強い臭いがとれない。]]>
温泉な話
エゾリス
2009-10-17T08:45:32+09:00
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癒しの岩盤浴
http://moshiri.n-da.jp/e45360.html
日曜日の午前、
鶴岡に最近できた、岩盤浴「サンドバス鶴岡・癒の蔵(ゆのくら)」へ。
お湯のない天照石とマグニー石の岩盤浴で、
2名1組の割引入湯券をもらったので、妻とふたりで2千円なり。
最初に水をもらい、
バスタオルやタオル、汗拭きタオルと着替えを渡され
上下着替えて後、
水を持って、男女別々の温泉室へと入る。
床に敷くための大きなバスタオルをもって、
スチームサウナのような、ムワッとした熱く薄暗い部屋。
バスタオルなど敷いても
どちらも熱すぎるほどの岩盤浴で、高温床と低温床の両方がある。
まるで、昔からお気に入りの
秋田県の秘湯・玉川温泉のオンドル岩盤浴のよう。
最初はうつ伏せに、そして仰向けに。
3分とかからずに、全身から玉の様な汗が…ポタ・ポタ・ポタ。
サウナのような、高温の息苦しさは全くない。
2時間以上いたが、
ラストにヘナのシャンプーリンスなどでシャワーを浴びて全身スッキリ。
当日までかなり痛かった背中と
長年の持病である腰痛も、その日だけはずいぶんと軽く楽になったみたい。
玄関脇の一服コーナーでリラックスしていると
偶然にも
社長さんから割引券をたくさんもらったので、またぜひ行こうと思っている。
たまには、こんな温泉浴もいいものだ。
鶴岡に最近できた、岩盤浴「サンドバス鶴岡・癒の蔵(ゆのくら)」へ。
お湯のない天照石とマグニー石の岩盤浴で、
2名1組の割引入湯券をもらったので、妻とふたりで2千円なり。
最初に水をもらい、
バスタオルやタオル、汗拭きタオルと着替えを渡され
上下着替えて後、
水を持って、男女別々の温泉室へと入る。
床に敷くための大きなバスタオルをもって、
スチームサウナのような、ムワッとした熱く薄暗い部屋。
バスタオルなど敷いても
どちらも熱すぎるほどの岩盤浴で、高温床と低温床の両方がある。
まるで、昔からお気に入りの
秋田県の秘湯・玉川温泉のオンドル岩盤浴のよう。
最初はうつ伏せに、そして仰向けに。
3分とかからずに、全身から玉の様な汗が…ポタ・ポタ・ポタ。
サウナのような、高温の息苦しさは全くない。
2時間以上いたが、
ラストにヘナのシャンプーリンスなどでシャワーを浴びて全身スッキリ。
当日までかなり痛かった背中と
長年の持病である腰痛も、その日だけはずいぶんと軽く楽になったみたい。
玄関脇の一服コーナーでリラックスしていると
偶然にも
社長さんから割引券をたくさんもらったので、またぜひ行こうと思っている。
たまには、こんな温泉浴もいいものだ。]]>
温泉な話
エゾリス
2008-07-19T18:14:47+09:00
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おすすめのかけ流し温泉
http://moshiri.n-da.jp/e40594.html
循環せず、塩素殺菌せず、加水せず…の源泉かけ流し温泉。
これが私の中の「本物のいい温泉」の定義。
源泉かけ流し100%の温泉となると、これがあるようで結構少ない。
高い入浴料金をとる温泉旅館ではなく、
昔からのこじんまりとした、安い日帰り共同浴場がお気に入りだ。
たくさんの人が集まる、今流行りの大型公共温泉施設は
温泉の汚れがひどいような気がして、
行きたくない!という、わがまま印がつく。
で、いつも行くのは
それらの条件にピタリ当てはまる湯田川温泉「正面湯」。
比較的温めなのも、
昼湯としては、ゆっくりと入れて星五つだ。
効能は目にいいらしく、飲泉可能なところもいい。
そして、もうひとつの、
お気に入り「正面湯」を紹介しよう。
鶴岡から海岸沿いに20数㌔のところにある温海温泉。
温泉街に3つある共同浴場のひとつで、名前はやはり「正面湯」。
土日は朝から入れて、
好みのこじんまりとした、和風イメージの建物。
比較的新しく、シャワーなどもちゃんとある。
なによりうれしいのは
「源泉かけ流しなので、熱い方は自由に水を入れて冷まして下さい」
みたいなことが、湯船の水道の上にちゃんと書いてある。
これは全国的にみても、すばらしい気配りだと思う。
土日は終日オープンだが、これも地区外者・観光客への配慮である。
温海のお湯は、比較的熱い部類に入る。
地元の人などは、昔からその熱い温度に慣れているので
普通、地区外から来た者は、勝手に加水など恐くてできない。
それが、そう明記してあるのだから、これはうれしい。
正々堂々、熱いお湯を入り易い温度に下げることができる。
年を経るごとに、熱過ぎない温泉を好むようになってきた。
我慢比らべのようなお湯には入りたくない。
基本は
のんびり・ゆったり昼風呂に浸かること。
そして、できればおいしい食事の店が近くにあること…。
これが私の中の「本物のいい温泉」の定義。
源泉かけ流し100%の温泉となると、これがあるようで結構少ない。
高い入浴料金をとる温泉旅館ではなく、
昔からのこじんまりとした、安い日帰り共同浴場がお気に入りだ。
たくさんの人が集まる、今流行りの大型公共温泉施設は
温泉の汚れがひどいような気がして、
行きたくない!という、わがまま印がつく。
で、いつも行くのは
それらの条件にピタリ当てはまる湯田川温泉「正面湯」。
比較的温めなのも、
昼湯としては、ゆっくりと入れて星五つだ。
効能は目にいいらしく、飲泉可能なところもいい。
そして、もうひとつの、
お気に入り「正面湯」を紹介しよう。
鶴岡から海岸沿いに20数㌔のところにある温海温泉。
温泉街に3つある共同浴場のひとつで、名前はやはり「正面湯」。
土日は朝から入れて、
好みのこじんまりとした、和風イメージの建物。
比較的新しく、シャワーなどもちゃんとある。
なによりうれしいのは
「源泉かけ流しなので、熱い方は自由に水を入れて冷まして下さい」
みたいなことが、湯船の水道の上にちゃんと書いてある。
これは全国的にみても、すばらしい気配りだと思う。
土日は終日オープンだが、これも地区外者・観光客への配慮である。
温海のお湯は、比較的熱い部類に入る。
地元の人などは、昔からその熱い温度に慣れているので
普通、地区外から来た者は、勝手に加水など恐くてできない。
それが、そう明記してあるのだから、これはうれしい。
正々堂々、熱いお湯を入り易い温度に下げることができる。
年を経るごとに、熱過ぎない温泉を好むようになってきた。
我慢比らべのようなお湯には入りたくない。
基本は
のんびり・ゆったり昼風呂に浸かること。
そして、できればおいしい食事の店が近くにあること…。]]>
温泉な話
エゾリス
2008-06-03T17:00:00+09:00
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正面湯
http://moshiri.n-da.jp/e32429.html
日曜日の午後、ポカポカ陽気と暖かい日差しに誘われて、
市内の自宅から10分ちょっと、湯田川温泉の共同浴場「正面湯」へ。
今日は近場のお湯さ行くかあ…となれば、わが家の定番は湯田川温泉。
数少ない源泉掛け流しの、
しかも温めで、透明できれいないいお湯です。(入浴料200円)
若い時と違って、
最近は温めの温泉が好きになりまして。
まったり・のんびり・ゆったり、
いつも通りの長風呂をして、とても心地よい時間でした。
昼風呂はサイコーです。
私の長湯につきあって、
少々のぼせ気味だったという妻は、
ひと足先に上っておりまして、
私が出た時には、
正面湯向かいの無料の足湯で
数名の観光客らと談笑しながら、一緒にまどろんでおりました。湯田川温泉の梅林公園の梅は
今年はちょっと遅くて、4月初めになりそう…とのことでした。
早春の湯田川温泉もなかなかいいですよ。
梅の時期なら、ぜひ梅林公園の方へも。
鶴岡の春の旬「湯田川孟宗汁」はもう少し先ですがの~。
(注)湯田川温泉観光協会の回し者ではありません。
日曜日の午後、ポカポカ陽気と暖かい日差しに誘われて、
市内の自宅から10分ちょっと、湯田川温泉の共同浴場「正面湯」へ。
今日は近場のお湯さ行くかあ…となれば、わが家の定番は湯田川温泉。
数少ない源泉掛け流しの、
しかも温めで、透明できれいないいお湯です。(入浴料200円)
若い時と違って、
最近は温めの温泉が好きになりまして。
まったり・のんびり・ゆったり、
いつも通りの長風呂をして、とても心地よい時間でした。
昼風呂はサイコーです。
私の長湯につきあって、
少々のぼせ気味だったという妻は、
ひと足先に上っておりまして、
私が出た時には、
正面湯向かいの無料の足湯で
数名の観光客らと談笑しながら、一緒にまどろんでおりました。
湯田川温泉の梅林公園の梅は
今年はちょっと遅くて、4月初めになりそう…とのことでした。
早春の湯田川温泉もなかなかいいですよ。
梅の時期なら、ぜひ梅林公園の方へも。
鶴岡の春の旬「湯田川孟宗汁」はもう少し先ですがの~。
(注)湯田川温泉観光協会の回し者ではありません。]]>
温泉な話
エゾリス
2008-03-18T18:00:00+09:00